タダメシを出してくれる食堂屋さんが大繁盛する理由

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こんにちは。ゼニマルです。

先日、アマゾンでお水を買いました。なんかメールで今タイムセールしてんだぜぇー。安いんだぜぇー。的なメールが来て、何気に見たら安かったから2リットル×12本を頼みました。

 

すると今朝の事ですが、そのお水を定期購読すると微妙にもちょい安くなるんだぜぇー。かわねぇーかー?的なメールが届きました。

 

まぁどうせ使うし頼んでおくかと思い、アマゾン定期購入ってやつを申し込んでみました。

毎月月末にお水が勝手に届くらしいです。

 

凄いですね。アマゾンって。こんなシステム考える人達って、どれだけ賢いんでしょうか・・・・

と、感心していると、さらにメールが届きました。

 

定期購入は一緒にもう2品頼むと、さらに、微妙に、もうちょっとだけ安くなるんだぜぇー。的なメール内容でした。

どうせビールとか飲むし、なんかそういう物があるんだったらと思い、

そのメールのリンク先をクリックします。

すると、おしめだとか、お水だとか、炭酸水だとか、色々出て来ます。

 

ビールが一向に出て来ません。

下までスクロールしてみます。

瞬間、僕のスクロールする手が止まりました・・・・・・・

 

 

ビールは定期購入にないのに、こんなものが定期購入に並んでいる・・・

定期購入する奴がいるんであろうか・・・・と思い、

思わず、見てしまいました。

何があったのか?こいつです。

※下ネタ嫌いな人はクリックしないでね はーと

※下ネタ大好きない人はクリックしてね  はーと

 

アマゾンのシステム作ってる人って、なんてアホなんだって思った瞬間です・・・・・

 

そんなどうでもいい話はさておき、

 

先日プペルのお話を書きましたが、その時に一緒に購入した本のお話を今日は載せてみたいと思います。

 

プペルのことに関しては、色々な人達が賛否両論で賑わっておりますがあのやり方ってすごいなって正直思ったわけです。

 

無料から始まるビジネスってあると思うんですよね。

ただ大切な事は、儲ける為に無料にするというのではなく、自分の夢があって無料にする。結果儲かったってことが大切なんだと思います。

 

それらをつらつらつらっと書いてある一冊の本。

ご存知の方も多かもですが東京千代田区にある12席だけの小さな定食屋さんのお話です。

 

元々作者の人が超偏食で、その偏食することに対し、周りから色々言われていたという思いから色々職を転々とし、現在定食屋さんを営むようになりました。

 

この定食屋さんが非常に面白いシステムを作られております。

 

ランチは毎日1種類のメニューのみ。

一人営業だけど、お客様がまかないとして働いてくれるシステム。

そしてタダメシが食べれるというおかしなシステム。

飲み物の持ち込みは自由だけど半分は差し入れとして残すっていう変なシステム。

 

これ以外にも色々なシステムがあるのですが、この本のタイトルにもなっている、タダメシというキーワード。

ここにすごい面白さがあるわけですね。

 

タダメシって聞いてどう思いますか?この作者の人には一つ思いがあるらしいです。お腹をすかせて辛い思いをする人が少しでも助かってくれたらという思いから始まった「タダメシ」というシステム。

 

いつも来てくれるお客様が、どうしても今月ピンチで・・っていう時に

自分の定食屋さんを思い出して、無料で食べに来てくれて、温かい気持ちになってくれればという思いで始めた「タダメシ」

 

ここの定食屋さんは、作者のこういう思いから始まり、そして繁盛店となっています。

 

そしてもう一つ。「まかない」というシステムです。

これは人を使う立場にある人には是非読んで欲しいところ。

なんでこいつこんなこともできないんだろう。

なんでこいつ何回言ってもわからないんだろう。

なんでこいつは・・・・・

 

って、必ず人を使った経験のある人なら一度は思ったことがあるはず。

ここのお店の巻かないというシステムは、一度でもお店でご飯を食べたことがある人なら、誰でもこの定食屋さんで働くことができます。

ギャラは50分働くと、定食を一度食べることができます。

 

バイトではない。ご飯が食べれるだけというシステムなんですが

このまかないに応募して来る人がたくさんいるんだとか。

作者にしてみれば、全く知らない人をいきなり使って、お客様の前に立たせないといけないわけです。

 

この人の考え方には、すごく共感できることがたくさんありました。

一度だけ、耳が聞こえない方が、まかないで来られたらしいです。

それでもきちんと仕事をしてもらえる環境を作り出す。

 

耳が聞こえない人は仕事ができないのか!!という事ではなく、

働く時間は50分。前もった打ち合わせは何もない。

それでも、ちゃんと仕事ができるような状況にし、お客様からクレームが出ないようにしなくてはいけません。

 

なぜこんな事が可能になるのか?

スタッフ育成のヒントとなる事がたくさん載っていると思いますので

経営者の方や、マネージャー、店長。そして後輩の指導育成に悩んでいる人は目を通してみてください。

 

それ以外にも、ミッションの大切さが随所に散りばめられている、本当にいい本だと思います。

この作者の人かなり賢い人なんでしょうね・・・・

 

でも途中にも書いてありますが、このまかないというシステムを聞いたどこかのすごい経営者さんが、これは飲食ビジネスとしてすごいシステムだ。皆さんも是非勉強を兼ねて食事に行ってください。

みたいなことを言われたらしく、その時は、スーツを着たビジネスマンが結構な頻度でお店に来てたらしいのですが、食事を出すと、食事の写真を撮り、周りの色々なものを根掘り葉掘り聞いたりされるという時がしばし続いたらしいです。

 

 

その時に、自分は儲かるためにこのタダメシというシステムを作ったわけじゃない。っていう複雑な気分に陥ったらしい。

 

どんなすごいシステムも、形だけ真似ても仕方ありません。

大切なのは、思いであり、そしてその思いをお客様に伝えるためのシステムです。

システムが先行すると、なんの意味もないわけですよね。

 

思いをミッションとし、そしてそのミッションが自己的なものでなく

利己的なものであった時に人は寄り添ってくれるんだと思います。

美容師さんには本当にオススメの一冊ですので、是非読んでみてね♪

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