その日は、なんとなく、凹んだ休日だったのです。
んで、久しぶりに、なんとなし立ち寄った本屋さんで、
思わず目に止まったこの本。
まんまと、帯の煽りに釣られたわけですがw
ここで詳細見れます(@@)
中の言葉が、どれもびっくりするくらいパンチ効いちょるなぁと。
ぐっときました。
活字にも、出会いってあると思うのですが、
まさに、その時の自分にとって必要な言葉が見つかりました。
内容自体は、
IKKOさんが生きてきた上の、特に美容という仕事に携わる中で生まれた、
200の言葉が、IKKOさんの言葉で書いてました。
長ったらしくなく、ひとつひとつ短く端的に。
これは。。。
いつも回りくどくなるわたしの伝達力とは真逆の領域wwww
そういう部分でも勉強になりました。
わたしよりもさらに、美容師としても先輩なIKKOさん。
ご自分が育ってきたであろう環境などからの引用は、
やはり、若干、昭和の風を感じるところもあります。
でも、それを、とても上手に書いてる気がする。
昔と今の美容を取り巻くいろんなことで、
教育などに関しても、「今どきの若い子」との、なんというか、新しい道を今、模索している時代だと思います。
業界そのものの、背骨的な思想なども。
だけど、そういうものを考えた時に、
この本に書かれてるたくさんのワードは、
わかりやすく、新旧が書かれてる気がしました。
少なくとも、女性脳的に、わかりやすかった。
美容師という、時に過酷な状況もある仕事に関して、
毎日の時間を区切る仕事をしたい人には向いてないけども、
時間をかけた全てが自分の財産になる仕事である。
という話や、
自分が経営者の時に、どんなスタッフも、見切れなかった。
でも、見切る人は、見切られるよ、と。
優秀な子ほど手放したくなくなるけど抱え込みすぎると本人が煮詰まる、とか。
恋愛の話に関しては、ほぼ、女性目線で、辛い恋愛をいろんな男性のタイプに分けて書いてくれてます。
ちょっと、泥臭いくらいの、根性ありきの仕事論。
心の熱い仕事論。
読んでてとっても気持ちがよかったです。
今の若い人たちだって、熱くなりたい人だってきっとたくさんいると思う。
言葉をたくさん知ることは、きっと伝える力になる。
でも、やっぱり、経験に勝るものはないから。
だから、一生懸命生きて、重ねた「年齢」が尊くなるのかもしれません。
一生懸命生きないといけないなぁと思いました。
それとは逆に、
IKKOさんが凄いなと思ったのは、美容(メイクなど)論。
常にチャレンジし続けてるからこそ、言えるんだろうなってフレッシュ感が伝わりました。
ただ、新しいものを取り入れるのではなくて。
それがちゃんと美しくなるのかどうか。
どのさじ加減で使ったら一番美しいのか。
頭もいっぱい使わないといけない。
手に入れたものをいつまでも手の中に置いていてはいけない。
加齢を見失わない美容論。
その姿勢。
なんだか、ものすごくお会いしてみたくなりました。
もっともっと、一生懸命生きてたら、
いつかチャンスがあるかなぁー。
読むだけなら、15〜20分あれば読めちゃいます。
でもきっと、その時その時で、響く言葉が違う本になるかも。
若い美容師さんに、読んでみてほしいなぁ。
作業ではなく、心を具現化させる美しい仕事を。
人生あっという間。がんばんなきゃ!
こっから買えます(@@)