通天閣 西加奈子

 

通天閣と明太子 (3)

 

 

初、西加奈子さんです。

 

本の詳細はコチラ

何作品か、映画化もされてる作家さんですね。

わたしが初めて知ったのは、だいぶ前、お気に入りのブロガーさんが紹介してるのを見てでした。

 

その時、本屋さんで一度手に取ったのですが、当時は、この人の独特の「妄想」のような描写に入り込めず断念してました。

 

 

今回は、なんと。

「プレゼント」でいただきました。

 

しかも、男性から!

 

初めてですね。小説をプレゼントしていただくというのは。

本もなんですが、正直、いろんな角度から考えても、この行為自体に純粋に感動してしまいました。

 

残念ながら、ラブロマンスに発展するとかゆーお話ではないのですがwwちくしょぅww

 

そのひととは初対面だったんです。

なので、「本」を贈る際、少なくとも、わたしの趣味思考やブログやSNSの文面や発信内容なども、多少は分析して、選んでくれたと思うんです。

 

だって、本好きな人にはわかると思うのですが、本当に、難しいですよね?

そんなこと思ったら、その、考えてる時間から、嬉しいじゃないですか。

 

まぁ、そのひと、非常に頭の良い人なので、分析自体に時間かかってないかもですが(爆)

 

そんなわけで、あまたの積ん読本を押しのけて、読んでみました。

 

 

通天閣っていう題名なくらいなので、もちろん舞台は大阪。

 

関西弁です。

ずるいですよねぇ。関西弁。。。

 

夢を叶えるゾウの、ガネーシャとかもですけど、関西弁ってだけで、もう、良いのですよねぇ。なんかw

 

スルスルと読み進むうちに。。。

やっぱり独特の妄想チックな部分がでてきます。

ファンタジーとも違う、独特の世界観。

でも、今回は、なんか読めました。

 

自分の性格が、目の前の今年か見えないタイプなので、本を読む時も、それに近い姿勢なのですが、

今回は、本の物語自体を、少し引いて、客観的に眺めながら読めた気がする。

 

。。。これは読書の成長になるとかなぁ。。。?

 

んで、主人公が、男女二人いて、それぞれ、非常に残念なんですけど、

その、男の残念なところも女の残念なところも、両方心当たりがあって、

もーわたしのささやかな胸が痛い痛いwww

 

最後も、えっ、えっ、なんやとこれ新しいっちゃけど。。。!!

 

って思う感じでした。

 

そして、なんででしょうか。

情緒不安定なのでしょうか。

いろいろ思いながら読みましたところ、

 

痛いくらい号泣です。

 

 

何の動物でしょうね。

通天閣と明太子 (4)

 

 

 

いまも、なかなか脱皮しきれてないのですが、

人からどう思われるか、ということ、

仕事をする際の、こゝろの持ちよう、

 

そういうことを、

プレゼントしてくれたひとの人間性と、本の中身と合わせて、

考えました。

 

 

一年の中で、一ヶ月の中で、一週間の中で、一日の中で、

どれだけキラキラした部分があるだろうか。

 

ほんのなかで、キラキラして、ぎゅぅぅぅぅぅって、心臓掴まれる部分がどれだけあるだろうか。

 

ほんの、ちょびっとしか、ないもんです。

でも、だからキラキラなんですよね。

 

あかん(感化)、

そう思ったら、いまも泣けてきますwwwww(ばか)

 

 

とりあえず、センチメンタルかつらこ、

いつか、通天閣に、登ってみようと思います。

 

通天閣の見えるアパートに、住むかどうかはわかりませんが。

 

 

素敵な本をありがとうございました。

わたしにとって、39歳のいま出逢えたから良かったのかも。

出会いは必然。

 

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