日本が世界地図から消滅しないための戦略

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本日のご紹介する本は

日本が世界地図から消滅しないための戦略

 

でございます。

ちょっとだけ本を読むのに慣れてないと読みにくかもしれない本でございます。

※画像をクリックすると詳細へ飛びます。

 

 

こちらの本は月尾嘉男さんという著者の書かれた本でして

なんか賢い人が書いてる本だなぁーって感じの本ですw

 

 

結構読めない漢字がいっぱいございました  笑

それも僕ができることならあまり手を出さない本なのです

なぜかと言いますと

「ハードカバー」なんです・・・

 

 

 

基本本を買う時に購入しない本ナンバーワンが

ハードカバーなんですが

なぜか なんとなく?手にとって購入してしまった本でございます。

 

 

まず本編は

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉から始まります。

そしてそのお話の解説から入り

これは超訳で本当は

「愚者のみが自分の経験から学んだことを疑わない。

自分は誤りをさけるため、他人の経験から学ぶことを好む」

 

 

 

と オットー・フォン・ビスマルクさんが言われたことらしいです。

この言葉から始まり

これから日本が消滅しないためにはという話になっていくのですが

 

この言葉を先に書いただけあって過去に滅んでいった国のお話になります。

この本の中でも結構な頻度で出てくるのが

カルタゴという国でして古代ローマに滅ぼされた国なんですが

このお話がすごく面白く引き込まれていきます。

 

 

作中で衝撃的な言葉が出てくるのですが

国が滅びるなんてそんなしょっちゅうあるわけないでしょ

って僕思ってたのですが

 

 

 

第二次世界大戦が終わってからの今までの70年間の間に

消滅した国家は実になんと!!!

 

 

 

183にものぼるらしい・・・・

 

 

 

怖いですねぇー

恐ろしいですねぇー。。

 

 

そんな中で日本というのは最長の歴史を持つ

稀有な国家であるらしく

初代神武天皇を起源とすると 2670年という長い歴史を持つ国らしいのですがもちろんこの長い歴史の中で日本という国は消滅しかけたことも

多々あるらしいのです。

 

 

最初の危機が7世紀商戦半島での 「白村江の戦い」

高句麗・新羅・百済の三国が対立していた時代のお話の時に

最初の危機を迎えます。

 

 

次に13世紀

蒙古軍がきた「文永の役」

有名なチンギスカンから5代目のクビライ・カンが4万人がかりで

日本を襲い掛かってきた時

 

神風のおかげで日本は事なきを得た時のお話ですね。

結局このおかげで国内に不満が爆発し鎌倉幕府が潰れたんでしたっけ?

 

そして近代に入ってからは

日露戦争。一歩間違えれば日本はやばかったらしく

そして

最も新しいものが第二次世界大戦ですね。

完膚なきまで破れてしまった戦争です。

 

 

そんな危機をも乗り越え今の日本があるのですが

ここに来て 日本は本当の危機を迎えます。

人口の減少・財政の破綻・経済の停滞などなど

 

 

そしてお話は過去の世界史のお話へと移り

国家はどのように消滅していくのか?というおはなしになり

あいだ あいだで日本の直面している危機のお話が練りこまれます。

 

GDPのお話や借金のお話

これが他国に比べて日本はいまどうなっているのか?

貿易額はどのように変化して行っているか?

などなど

 

 

ここでお話はいったん移り変わり

生物のお話になります。

絶滅して行った生物の例が出されるわけですね。

 

ここで最も記憶に残ったお話が

「ヤリハシハチドリ」というハチドリのお話です。

これは是非皆様にも知ってほしい内容です。

相互依存する事によりどうなってしまうのか?

ってなお話になります。

 

 

この本の中では

日本の今よくないところなどなども数々出ますが

逆に日本の素晴らしいところなども記載されております。

 

 

是非本編も234Pと少なめの本ですので

頑張って手に取り読んでみてください。

自分たちの住む日本という国はこれからどうすべきなのか?

そして今どういう状況に置かれているのか?

 

 

知ったところでなにかができるわけではありませんが

知らないと知るでは全く違うと思われますので

是非みてみてね♪

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